2016年5月7日土曜日

3687 フィックスターズ、3275 ハウスコム、3769 GMO-PG - 今日の決算説明会さん

決算説明会(@gantky1)さん、まとめページ

3687 フィックスターズ


フィックスターズは、半導体関連のソフトウェア開発を行う企業です。四季報の同業他社に3837 アドソル日進6088 シグマクシス2359 コア





マルチコア関連技術の開発だと今ホットなのはビットコインや機械学習でしょうか。この手の発掘には大量で無駄な計算が必要でして、計算効率を上げるための工夫として様々なライブラリが公開されています。OpenCL関連の書籍を執筆しているのはそいうことかと思われます。

ハードウェア / ソフトウェア開発者向けサービスYellow Dog Linuxとかに触れてて興味深いというか古すぎでしょ。PPC関連のLinuxだっけか、懐かしい。アミュレットとかあったなあ。感じとしては、大企業の下請けとして請け負ってるようなので、ビットコインやら機械学習で相場テーマになることはすくないかな。機械学習関連事業とかあるみたいだけれども。

SSD関連は多分、中のファームウェアを請け負っているんでしょう。フラッシュメモリは割と癖があるストレージでして昔、プチフリーズ問題で取り上げられたことがありました。フラッシュメモリというのは一度データを消去してから書き込む必要があってこの消去時間が結構長く、その間、一切の処理をNAKで返すともれなくOSがフリーズしてしまうという現象がありました。

って技術的な説明はどうでもいいか。

この手のフリーズを防ぐために馬鹿正直にNAKを返すんじゃなくてある程度キャッシュに貯めこんだり消去エリアを中心に使ったりと、アルゴリズムを工夫するだけでパフォーマンスが変わるんですなあ。多分、そいう仕事を請け負ってるんだと思います。PCの場合、Trim命令に対応するだけで状況が好転するんですけどね。

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纏めると、ソフトウェア関連は結局のところ、頭数で売上が決まります。

利益率が異様に高いのは、事業が専門的で派遣ではなく請負で行っているのが大きいのでしょう。東芝という太客に頼ってる点は気になります。

個人的な感想を言うと組み込み系は日本では生き残れないと思ってます。魅力的なハードウェアを世に出せていないし今後も衰退の一途を辿るとみています。だから見限ったんですけどね。



3275 ハウスコム


ハウスコムは、賃貸物件の仲介を行っている企業です。親会社に大東建託。四季報の同業他社に8889 アパマンショップ HD8898 センチュリー21・ジャパン8850 スターツコーポ





以前、会社説明会(今日の雑談 (7/11))に参加していたんだけど、若い経営者で人材教育が軸だと言ってたのが印象的でした。少子化問題に伴う需要減少は、東京五輪の後の2025年あたりから顕著に出てくると考えているようでした。これまでには新規のビジネスを模索したい、と。

いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。


現金の塊ですね =)。

括りとしては不動産業セクターなのですが、実際は不動産を仲介するサービス業に近いので上記の財務になっています。2011年に上場したのですが、当初からB/Sに現金を載せて上場してきたものですので、何のために上場してきたのか主に私の中で憶測が飛び交いました。

親会社の大東建託の貯金箱ではあるものの、親会社の依存度は割と低く、経営も割と自由に行えている印象です。

世の中、私が考えているより単純なのかもしれません =)。

続いてFCF。


着実に現金をブタ積みしていますね。前期の2016年に大型の投資をしたようで、FCFがマイナスになっています。何に投資したのか気になります。

決算短信の投資CFを確認しましょう。


投資先は「定期預金」でした。デスヨネー。

投資対効果を考えると、投資効果は殆ど得られませんが、安全性は非常に高いことより現金で持っておくよりはマシという程度の投資でしょうね。単にフリーキャッシュフロー(FCF)がマイナスであったとしても多大なリスクを負っているわけではないことに注意してください。

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纏めると、投資先としては安定した事業と思われます。

配当の原資となる利益を安定的に稼ぐことが期待できるので、減配などのリスクは低いものと考えます。ただ上記のB/Sをみて分かるように、殆ど現金が詰まっていてその使い道が見当たらない状況になっているのは気掛かりです。親会社が株式を50%以上握っているので悪いおぢさんたちに絡まれることは考えにくいのですが、そろそろ投資先を見定めないと既存株主から文句が出てもおかしくありません。

配当性向を30%から50%にしてみては如何でしょうか。

投資先としては好みなのですが、同じく同業他社のセンチュリー21と比べると、見劣りする点があります。センチュリー21は、看板を貸すことでフィーを稼ぐビジネスを行っているので、看板が汚れない限り不動産市況に関係なく現金が稼げるんですよ。その点、ハウスコムは従業員皆が頑張らなければならない。これはシンドいでしょう。安定した配当金を貰うという投資なら、私ならセンチュリー21を選びたい、というか選んでますよね、NISAで。

実に鬼畜なことを言っているのですが、投資ってそいう面もあるんだよってことでひとつ =)。

ああ後、民泊とかに言及するとくだらない投資マネーが入ってきそうな気がするお。



3769 GMOペイメントゲートウェイ (GMO-PG)


GMO-PGは、小規模な電子商取引を行っている企業です。四季報の同業他社に2428 ウェルネット





16.02.07からの続きです。

2Q決算も引き続き好業績が続いているようで何より =)。

この銘柄は売上規模からすると小型株の扱いになろうかと思うのですが、QUICKコンセンサスが表示されているので機関投資家のフォローがしっかり入っていることは間違いないでしょう。

PER100倍を超えると流石に投資意欲が減退しますね。ひふみ投信のアナリストにGMO-PGを保有している理由についてを聞いたことがあるのですが、ファンダメンタルズより株価の推移を気にしており時折、株価が低迷している時期があるのでそのタイミングで保有しておくと戻りが取りやすい、とのこと。成長株への投資では有効な手法でしょう。

折角なので2Q決算説明資料のp11を抜き出してみる。


上場している決済代行業でパッと浮かぶのは、2428 ウェルネット3630 電算システム3623 ビリングシステム4819 デジタルガレージあたりでしょうか。

決済代行業というのは世の中に数多、存在していまして参入障壁は低めと考えています。ただ利便性を考えるにいずれ吸収合併が広がっていくのではないかと睨んでいます。デジタルガレージの株主総会で聞いたのですが、決済代行の利益率は年々減っているそうで、今後は何らかの付加価値を付けたビジネスが必要になるとの認識でした。

A社は、ウェルネット(16.9%、11.1%)でしょうね。メイン顧客はセブンを除くコンビニ決済でしてこの基盤は頑強とみています。今後もコンビニ決済が減少するのは考えにくく様々なシーンで銀行決済からコンビニ決済に切り替わっていくものとみています。それ以外にも航空券発注システム(後に自社に切り替わってしまい仕事がなくなる)やイベント発券システム(後に契約変更で撤退気味)等、技術で一定の成果は収めるもののビジネスで失敗している感が否めないですね。バスIT化に注力しているのですが、大きなビジネスになるとは思えないと株主質問していたりと、後もう一歩なんですよ。

C社は、デジタルガレージ(セグメント別8.3%増、9.9%増)かな。大企業向けの決済代行行ってるので付加価値をつけにくくなっているのは課題なのかも知れず。この点はGMO-PGの方が足回りは早くて有利ですね。

B社はどこだろう(追記:ソフトバンク・ペイメント・サービスではないかとのこと。情報THX!)。

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纏めると、決済代行自体は今後も大きく成長する可能性が高いとみています。銀行業ではシガラミがあって出来なかった足の軽さがありますし、付加価値も付けやすいかと思われます。そろそろ需要が一巡し、競合が気になりだし始める時期に入り始めているのかと思われます。既存のシステムから入ってくるストック型の収入を、如何に次の成長に繋げていくかが課題になるんでしょう。

つか元祖フィンテック関連銘柄なんじゃねえのか、と言いたい。収益性も確保しているのに、収益もままならないブロックチェーンとかにお熱とかどうかしてますよ。

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