2018年5月18日金曜日

今日の雑談 (5/17)

1~3月期の日GDP、年0.6%減の影響や如何に




民間設備投資は活発である一方で、民間住宅の落ち込みが酷い。去年の10~12月から顕著に表れているところをみると銀行の貸付抑制の影響が関わっているように感じました。この状況下でかぼちゃの馬車問題ですからね、更に厳しくなろうかと思わます。

銀行からすれば、債券の利回りはボロカスにされるわ、貸付は増やせと言われるわ、貸付の焦げ付きは抑制しろと言われるわ、オワコン感半端ない業種ですな。

自由であるバックボーンには自己責任があるわけで、過剰なリスクを謳歌しておいて焦げ付くと貸付先の責任を問われるともなれば、身の丈で生活するのがお似合いな、貧乏人にリスクは取らせない社会がご希望なのかな。

少なくとも無駄な確認書類がまた増えそうな予感はする。書類が増えれば需要は間違いなく減る。テンション高めじゃないと不動産なんて手を出そうとは思わんだろ。借金によるレバレッジが必要ないならREITで十分だし。

ということでかぼちゃの馬車の問題で民間住宅の低迷が長引くのではないか、というのが私の感想。

いっそレバレッジに税金を掛けたらどうか。貧乏人は貧乏から這い上がれない一方で、おカネ持ちから社会コストを吸収することができる。それをお望みじゃろ?


半導体の新たな需要に注目


ひふみアカデミー2018年5月で特集があったので紹介。

最近、メモリ価格が下落していて流石にそろそろシリコンサイクルが終わるんじゃね?という話題が出てきてます。


まずシリコンサイクルとスーパーサイクルを説明しておこうか。

シリコンサイクルというのは半導体産業の需給の波のことを示してます。半導体の需要は読みにくく、過剰な設備投資による過剰供給が問題になります。

例えばオリンピックの年は、液晶テレビやデジタルカメラが売れる年でして電子機器メーカーはこの年にフラグシップモデルの発売を行い、更に需要に拍車がかかります。メーカは、この需要に応える形で生産設備の更新、新設を行います。一方でオリンピックが終わると余剰な設備となり、設備投資を抑えることになります。この波が大体4年に一回きます。これがシリコンサイクルです。

で、最近このシリコンサイクルの波が長期化しているんじゃないか、と囁かれてます。それがスーパーサイクルです。

スーパーサイクルの要因は、GPU(APU)と呼ばれるロジックLSIの需要増と言われています。この需要増の背景には仮想通貨が関わっています。仮想通貨で欠かせないマイニングという作業は、多くの計算能力を必要でしてそれに使われているのがロジックLSIになります。

AI関連で耳にすることが多くなったnVIDIAはこのロジックLSIを設計している企業です。

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マイニングによる設備投資なんですが、この設備投資意欲は仮想通貨の価格に連動すると言われています。マイニングによる損益分岐点は6000USD/BTC(ドル円110円換算で66万円程度)と言われており、ここを下回るようになると設備投資意欲が減るので注意が必要ですよ、というのは今回のひふみアカデミーのお話でした。

とはいえ。

この過剰な計算設備投資はマイニング以外でも活用できます。その一例としてAIがあります。AIもマイニングと同じく過剰な計算が必要とされます。少し前にクラウド環境の設備投資が流行ったのですが、ここでも過剰な計算の流用先が話題となり、AI関連への投資が進んだ背景があります。

つまりAIは余剰な計算環境から生まれた産物なんです。

AIの活用はネットを介した場合が多かったのですが、自動運転等の新たな社会要求から、ネットを介さずともAI技術を活用したい要求が出てきています。この分野での成長はこれからです。AIでの活用が積極的になれば更に需要が増える、かもしれません。


ひふみ投信は4月相場に弱い、という話




興味深い。

(1)決算シーズンで様子見傾向が強く、(2)4月はグロース株が弱く、(3)外国人投資家は先物で調整してくることが多い

ことが影響されてるらしい。ひふみ投信としては調整が難しくやりすごすしか無いようだ。まあ個人投資家からすれば4月はETFに乗り換えるかひふみ投信を解約して5月から入るという手もあるのかもしれない。

まあワタワタするのもどうかとは思うがね。


製造業の設備投資のボトルネックになりつつあるリニアガイド不足



次期につきましては、平成30年3月期と同様に好景気が継続するものと見込んでおりますが、各種製造機械メーカーでは「部材不足による納期遅れ」が大きな問題となっており、当社グループにおいても例外ではございません。当社グループは、次期も業容拡大に向けて更なる設備投資を計画いたしておりますが、このような状況も踏まえ、精査した数値を確定するにはもう暫らく時間を要すると判断し、現時点での通期予想の公表は控えさせていただきます。

ここでもリニアガイド不足による設備投資の遅れが問題になっている様子。変な話だが設備投資が遅れることで利益だけが先行する場合が考えられ、今の相場では好感されるかもしれない。

とはいえNICも設備投資関連ではあるので他社の設備投資の遅れは長期的には不味いだろう。直近の受注も抑制気味のように感じる。

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