6564 ミダック
ミダック[6564] 名証2部17.12上場。本社浜松市。今回初の決算説明会。前期は増収増益、営業利益50%増に対し、19/3期の予想は減収減益、営業利益で6%減の提示。単に、保守的に出したに過ぎず、この予想値では成長性のイメージを損ない株価に悪影響と指摘したが、今後は配慮するとの事だった。当社は、— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月23日
産業廃棄物の①収集運搬、②焼却、破砕等の中間処理、③埋め立て等の最終処分の全業務を一貫しておこなうのが強み。業界は、従業員百名以上の事業者数は2%と中小零細業者が大宗を占めるのが特徴。許認可権を個別の地方自治体が有している為、集中化は進まず。産廃物総排出量は09年以降、ほぼ横ばい。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月23日
リサイクルの進展で最終処分量は減ってきたが、限界に達し、今後は逓増。かたや、最終処分場の残余量は新規設置が進まず減少傾向にある。上場の同業は、タケエイ(2151)で、当社が工場からの廃棄物主体に対し、建設廃棄物の比率大。売上高は当社の7倍、関東地区に強固な基盤を有している。但し(続く)— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月23日
ミダック(承前)産廃場は、既往は千葉県内だが、新設予定地は石川県と遠い。なお、ダイセキ(9793)は廃液・廃油処理の中間処理・リサイクル業が主体。当社は、保有の処分場が満杯になった為、15年に浜松市内に2ヶ所の最終処分場を有する業者を買収した。更に、同市内に3百万立方メートルの処分場を22年— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月23日
以降稼働開始、30年間使用予定で、昨年、条例手続を終了し、許可申請をおこなった(認可は確実)。インターにも近く、課題の関東の大口顧客開拓にも寄与すると思われる。総投資予定額は70億円と巨額であり、タイミングによっては、大幅減益もあるかもしれないが、長期間、利益を生む宝の山ならぬ、— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月23日
宝の谷?を得た事は、当社の評価上、大きなポイントと思われる(この推定収益の回答は避けた)。この自社開発のノウハウを生かし、太平洋ベルトでの処分場の開発、また、M&Aによる施設取得も行っていく方針。かかる展開に耐えうるか、B/S上の負担力は要精査だが、発展性を感じ、継続フォローの予定。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月23日
産業廃棄物処理業は、同業の中小企業のM&Aがキモになりそうです。設備の老朽化、後継者不足などの社会環境の変化が影響しているのでしょう。親分肌のトップが好まれる感じを受けたのですがミダックはどうなんでしょうね。
処分地開発は、地元の人に対して如何に信用してもらうかにかかっているようです。かなりの年数をかけて説得しているとタケエイの人が言ってました。豊島事件もあって相当警戒されているというのもあるのでしょうね。
処分地開発は、地元の人に対して如何に信用してもらうかにかかっているようです。かなりの年数をかけて説得しているとタケエイの人が言ってました。豊島事件もあって相当警戒されているというのもあるのでしょうね。
この事件は日本の黒歴史でしょう。酷い民族です。今もユニクロで募金活動を続けています。あんま募金には興味がないのですがこの活動は毎回支援しています。
いつものB/Sを見たかったんだけど残念ながらクリック証券もバリューマトリックスも反映されていない模様。仕方がないので決算説明資料より。
無形固定資産ののれん代が重いようですね。上場で得られた3億円程度の現金は概ね借金返済に充てがわれた模様。詳しくCFでみてみましょう。
典型的な装置産業のようですね。借金を返しつつ次の開発・買収に向けて現金をある程度確保しているようにみえます。
5/26現在の株価のバリエーションは以下の通り。
- ミダック[6564]:PER15.8倍、PBR2.72倍、配当利回り0.67%、時価総額59億円
- ダイセキ[9793]:PER25.2倍、PBR2.48倍、配当利回り1.12%、時価総額1524億円
- ダイセキ環境[1712]:PER18.9倍、PBR1.51倍、配当利回り0.58%、時価総額173億円
- タケエイ[2151]:PER18.7倍、PBR1.04倍、配当利回り1.66%、時価総額295億円
- 要興業[6566]:PER28.6倍、PBR0.95倍、配当利回り1.60%、時価総額138億円
ダイセキがひとつ飛び抜けてるくらいかなあ。
- 株主・投資家情報 | 製造業の産業廃棄物処理ならミダック
IR本拠地。決算説明資料あり。
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