2018年5月26日土曜日

6258 平田機工 - 今日の決算説明会さん

決算説明会(@gantky1)さん、まとめページ

6258 平田機工


平田機工は、自動車・半導体向けの生産設備を製造・設計を行う企業です。四季報の同業他社にローツェ[6323]安川電機[6506]






17.11.25のツイート。




平田機工の決算説明資料から各産業の市場予測を見ていきましょう。

自動車関連市場から。


全体としては緩やかに成長していく一方で、電気自動車の台数は飛躍的に増える見込みのようです。今期は北米の自動車生産台数が落ち込む統計だったような気はするのですが、トランプ大統領がどこまでかき回すのか、興味があるところです。

彼は今まで積み上げてきた米国のプライドを換金しているようで何よりです =)。

次に半導体製造装置・FPD製造装置関連。


半導体装置・FPD装置ともに売上成長を続けるものの、成長率は2018年から鈍化していく見込みのようです。HDDからSSDへの流れは今後も続いていくのかな。IoT関連で需要が飛躍的に伸びるというのはちょっと考えにくいのですがどうなんでしょうね。

次に有機EL・液晶パネル関連市場。


有機EL以外は微減の見込みのようです。有機ELはスマホ以外での利用が増える目論見。

最後に家電製品市場。


台数の伸びはイマイチも、高級家電の需要の高まりにより金額ベースでの拡大が見込まれる。

とまあこのように、平田機工からみた世界の設備投資市場というのが見れたりするわけです。自分の投資銘柄ではないからといって見逃すのはもったいないことだと思いますよ。

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今期の設備投資額をみてみましょう。


今期、来期は成長期という位置付けなのでしょう。相当ブッコミますね。去年の有報によると減価償却は定率法を用いているようです。償却の重みが最初に来るので、今期・来期は利益が乗りにくい期かもしれません。

ただしこの設備投資が正しいとするならば、この後の収穫期で大きな利益成長が見込める、かもしれません。とはいえ世界景気の落ち込みなどに設備投資意欲は大きく変動しますので、このあたりは誰も見通せないでしょう。

今期、新しい中計を出したのもそいう意味なんだと受け取りました。

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