6455 モリタHD
モリタHDは、消防車、消火器を製造する企業です。四季報の同業他社にアイチコーポレーション[6345]、極東開発工業[7226]。
モリタホールディングス [6455] 今回の決算発表の翌営業日に237円高の2385円になったが、特筆される材料があった訳では無いようだ。5/11終値2254円でPER17.5倍。初めて出席したので、以下、備忘録として記す。明治40年創業の伝統ある企業。主力の消防車両部門は売上高の6割、営業利益の2/3を占める。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月12日
ここ10年の需要は、年1千~1.5千台で横這い。当社はシェアを20年前の39%から直近で57%と伸ばしたが、ここ数年は頭打ち。海外売上高比率は前期3割に増え、今後も成長が期待できるが、そのほとんどが、16年に買収したフィンランドのブロントスカイリフト社によるアセアン、欧州、中東等での販売。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月12日
同社の数値は公表していないが、極めて順調と。70~90m級のブーム(棒状で伸縮や屈折)式消防車が主力で、先端にバスケットが装着されおり、(中層階以上に届くタイプでは)梯子式(主体)の当社と異なり、製品の競合は無い。防災事業部門は売上高、営業利益共に構成比率25%。消火器の需要は、(続く)— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月13日
モリタ(承前)ほぼ横這いで、昨年は480万本、当社シェアは34%と4年連続でトップ。86年発売開始の商品名「スプリネックス」という消火装置(5/3付ポエックのtweetで記したナイアスの類似品で、窒素ガスを使うが、水の代わりに消火液を使用。消火性能は水の約4倍)が消防法改正の特需か15年に大幅な売上増— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月13日
16年は落ち込むも、17年は15年並で消火器に次ぐ柱に(グラフはあるが数字は非開示)。1年前に同タイプで2社が参入したが、影響は無く、むしろ市場拡大に寄与していると。その他の事業では、需要の伸びは無いが、シェア85%の衛生車(バキュームカー)等の環境車両事業、並びに、鉄スクラップ切断機等の産業— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月13日
機械事業がある。後者は収益性に課題と。今19/3期が最終年度の中計の目標、売上高1千億円、営業利益1百億円は、直近での今期計画値が、各々、880億円、92億円と未達の見込ながら、達成に注力した事が次へのステップにつながるとの社長の認識。なお、説明会資料は今回より当社webサイトに掲載開始。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月13日
ナイアスと比べると小型で場所を選ばない設計ですね。設置の容易さをアピールしているようです。消火剤を使うことで水の使用量を減らし、スプリンクラー使用後に水浸しにならないというのは興味深いです。適材適所なんでしょうね。
決算説明資料より。
防災の需要が高いようです。
- モリタホールディングス|株主・投資家情報
IR本拠地。決算説明資料あり。
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