6323 ローツェ
ローツェは、半導体装置を製造する企業です。四季報の同業他社にシンフォニアテクノロジー[6507]。
ローツェ [6323] 18/2期の売上高は前年比111%増と驚異的な伸びであったが、営業利益は増益どころか同7%減と不可解な仕上がりとなった。これは、韓国のグローバル企業1社からのガラス基板関連自動化装置の大型発注への対応に伴うコスト増によるもの。常識的には、常態的キャパに受注を抑えるか、— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月2日
コスト増を価格転嫁して利益を確保し(18/12期4Q単独は営業損失)、骨折り損のくたびれ儲けにならないようにすると思われるが、韓国の企業ヒエラルキー下での韓国人同士のやりとりで受注を全部受けないということはありえないそうだ。ちなみに、当社webサイトによると、韓国現法はKOSDAQ上場、当社間接— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月2日
出資比率:40.1%。当初は納入迄の余裕があったが、前倒しになったのも目算が狂った要因。赤字となったのは、先方も認識しており、次の案件の時にはある程度の配慮もあり得ると。このような営業スタイルは本社としても掴みがたいものがあるような印象。いずれにしろ、今回の決算は投資家の信頼を損なう— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月2日
ものであったのは否めず、当社も認識している。19/2期は、ガラス基板搬送機は1昨年以下の数値となり、ウエハ搬送機の構成比増により収益予想の確度は高いものとなろう。ウエハ関連の受注残は、市場好調に付け加え、部品不足による納期の長期化、それを見越した前倒し発注もあり、大幅に増えている。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月2日
なんというか、韓国系からの半導体装置受注というあたり、あまりいい印象がありません。受注を急がせたり延期させたりと割と酷い。
後、前倒し受注への警戒というのはスター精密の決算説明動画でも指摘されていました。受注しておいて後から変更することが横行しているらしい。変な話だが同業他社への設備投資の抑制にも繋がる受注もあるのかもしれない。
部品不足というのはリニアガイドが絡んでるんでしょうね。
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そいえば4/24に日本電産が米国の半導体ウエハー搬送ロボットメーカーを買収した話が出てましたね。
ローツェの競合になるのかしら。
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一般的な話なんだけど、受注の受け過ぎにも注意が必要です。
自社のキャパシティを超えた受注を受けてしまうと、納期に間に合わせるために外注を使い利益率を落とすケースがあります。また受注から納品が長いと受注時の生産コストと実際の製造時の原料費が合わなくなり原価割れというケースも発生します。
受注と受注残と在庫のバランスはこの手の製造業のキモです。
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一般的な話なんだけど、受注の受け過ぎにも注意が必要です。
自社のキャパシティを超えた受注を受けてしまうと、納期に間に合わせるために外注を使い利益率を落とすケースがあります。また受注から納品が長いと受注時の生産コストと実際の製造時の原料費が合わなくなり原価割れというケースも発生します。
受注と受注残と在庫のバランスはこの手の製造業のキモです。
- ローツェ株式会社 | 株主・投資家情報
IR本拠地。決算説明資料あり。
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