9264 ポエック
ポエックは、ポンプの販売・メンテナンスを行う企業です。’17/11上場。四季報の同業他社にダイキアクシス[4245]、能美防災[6744]、日本フェンオール[6870]。同業他社はどうもピントが外れてる感じがする。メーカーよりは専門商社に近いのではないか。
ポエック [9264] 17/11上場。広島県福山市所在。ポンプ等の仕入販売、メンテナンス業務での創業だが、M&Aでメーカーを傘下にし、ナイアス、熱交換器、シーウォールの三製品の拡販に注力中。ナイアスは窒素ガスの圧力でタンク内の水を送水する、電源、水道工事不要のスプリンクラーで、画期的アイデアと— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月3日
感じるが、新製品ではなく、特許期限切れ。しかし、高圧ガスの漏れ防止にはノウハウが必要で、従来型製品を製造するポンプメーカーにそれは無く、今のところ参入はないとの事。ホーチキ(6745)は当社顧客。16年4月施行の消防法改正により有床診療所等のスプリンクラー設置義務対象が広がり、経過措置— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月3日
終了の25年迄に既存施設にも導入されるが、補助金1件30~50百万円、7千件の特需が発生。また、東電柏崎刈羽原発へのナイアスの採用が決まり、仕様策定の作業中。東電は億円単位(他と合わせてと推測するが)の経費を掛けた加振試験等をおこなった上での採用であり、信頼性の保証を得たという(2に続く)— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月3日
ポエック(承前2)点で販売の加速化につながるもの(差別化要因にもなろう)。東電の火力発電所、他の電力会社等、今迄のメインターゲットの有床診療所、介護ホームに付け加え、新たなターゲットである産業界での採用が広がっていけば、1千億円の市場規模と当社は推定。熱交換器は海外技術の国内独占製造— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月3日
販売権を07年に取得し、同社子会社の技術で従来型の多管式製品の1/5に小型化し、他社比大幅な価格引き下げを可能としたもの。普及が遅い点に疑問を持ったが、諸認可の内、電気事業法をクリアーしたのは数年前。有力な実績がないと採用されにくいが、大手ガス会社への納入が出来たことが、今後の— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月3日
突破口に。上記2製品は、今迄と違う成長フェーズに入るとの当社認識。シーウォールは高い壁の防潮堤の閉塞感を軽減するアクリル製の透明窓でパテント取得済。国土強靱化基本計画の進捗による普及に期待。いずれも潜在的有望性は理解したが、今後、どの位のペースで売上増をなすかは不明で、(3に続く)— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月3日
ポエック(承前3) 4/4高値7300円から大幅に下落したとは言え、5/2終値4115円 PER67倍を妥当とする迄の確証は得られなかった。社長に数値での今後の成長シナリオの提示が必要と提案したが、十分理解されたと思う。18/8期上期の営業利益は期初予想比33%増であり、通期進捗率は32%と低いが懸念はない。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月3日
下期、とりわけ、一般に検収が集中しがちな3月が入らない4Qに売上・利益が偏るとの事で、その理由は、営業マンがノルマ達成に頑張る為と(!?)。データ未入手に付、Q毎の変動のチェックはしていない。今後、成長が大幅に加速するか否かの見極めはもう少し月数が掛かるかもしれない。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月3日
興味深い銘柄であり継続フォローの予定。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年5月3日
確かにナイアス(電源の要らないスプリンクラー)は画期的な商品にみえる。
それなりに売れそうな気がするのだが今までの実績と今後のKPIが知りたいところ。どの程度のパイがあって年間どの程度販売し、利益がどの程度想定できるのか。同業他社との比較で値段が高かったり、工期が長かったり、納品が遅かったりすることは無いのか。営業の体制は整っているのか。1997年から発売しているのだから販売予定くらいは立てられるんじゃないのか。
商社にしては数字にヌルい感じがするのは気のせいか。
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熱交換器については商材の一つとしての認識。
利益率は高く無さそうだ。
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後は財務が宜しくないのも懸念点か。M&Aで急成長を試みているからか、自己資本比率が上場した2Q決算でも15%程度と低い。今後もM&Aを行うのならその度に増資を検討するパティーンとみた。
MSワラントとかに手を出さなければいいのだが。いや今は株価が高いので出していいのかも知れんが。
- ポエック株式会社|IR情報
IR本拠地。決算説明資料あり。
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