2013年10月7日月曜日

【会社四季報】 会社四季報でつくるマイポートフォリオ

会社四季報CD-ROMには「グループ登録」というビミョーな機能がありまして。多分、多くの人は活用していないだろうと思い、その使い方を実践してみよう、というのが今回の主旨。

【会社四季報】 会社四季報で確認するマイポートフォリオに続く



何が便利なの?


過去、自分が売買した銘柄、気になった銘柄、他人様が公開しているポートフォリオなど、後から見直すと結構参考になったりします。特に過去の自分のポートフォリオは、失敗したことも意外に覚えているものです。

「グループ登録」はそれらを記録するのに便利です。

私は、月末に自分のポートフォリオを保存しています。もう3年分くらいは貯まっています。過去のポートフォリオを見ると新たな投資アイディアも出てこようかと =)




グループ登録しよう

「検索パレット」の右下にある『グループ登録...』を選択します。


グループ登録ダイアログが表示されます。『検索語』に登録したい会社名や証券コードを入力し『検索(F)』を選択します。以下は入力語を「トヨタ」と入力して検索した例です。



今回は「7203 トヨタ自動車」を登録しましょう。「7203 トヨタ自動車」にカーソルを合わせて『追加(A) >』を選択します。『グループ登録する会社』にトヨタ自動車が含まれていることを確認してください。


以後、これの繰り返しになります。

『グループ登録する会社』に登録したい銘柄を全部登録しましたらグループ保存します。『グループ保存(S)...』を選択します。


『登録グループ名』に適当な名前を付けて『保存』を選択します。以下の例では「大手自動車メーカー」としました。『ユーザー作成グループ』や対象フォルダにカーソルがあっていないと保存ボタンが選択できない事があります。注意してください。



登録したリストを確認しましょう。「検索パレット」まで戻って『グループ表示...』を選択してください。「☆大手自動車メーカー」を選択すると先ほど登録した銘柄リストが表示されます。ちなみにグループ表示を止めるには右上の「◀◀」のアイコンをクリックしてください。分かりにくいですよね。



これで作業は終了です。




CSVファイルでグループ登録


上記の方法は基本なのですが、正直、面倒です。私はExcelやテキストエディタでリストを作成し、登録したい銘柄を一括で登録しています。

大手自動車メーカーだと面白くないでしょうから、私が使っているリストを用意しました。このリストは、Shares社が5年くらい前に公開していた注目銘柄リストです。面白いビジネスモデルを持っている銘柄が多く、今もチラチラ確認していたりします。50銘柄揃っていないのは既に円満退場なさった銘柄がいるからです =)




単純なCSVファイルです。

メモ帳でも確認できると思うのですが、中身は単に証券コードの羅列です。同じように銘柄を登録するもよし、Excelを使って証券コードをCSVファイルとして保存するのも宜しいかと。SBI証券の場合、保有銘柄をCSVファイルに保存する機能があって重宝します。


上記と同じく「検索パレット」の右下にある『グループ登録...』を選択します。グループ登録ダイアログの『グループ読込(R)...』を選択します。

「登録グループの読み込み」ダイアログが表示されます。『ファイル読み込み(L)...』を選択すると、ファイルダイアログが表示されますので先ほどのCSVファイルを選択します。


「グループ候補の会社」にCSVファイルの銘柄が登録されます。『全追加(L) >>』を選択すると一括で『グループ登録する会社』に登録されます。後は上記と同じ方法で登録してください。



こんな感じで作業します。

0 件のコメント:

コメントを投稿