3723 日本ファルコム
日本ファルコム [3723]来年で創業35年のゲーム制作業界の老舗。ロールプレイングゲームに強み。複雑な工程、制作ノウハウが参入障壁。(四季報の当社の記載頁の比較会社には採用されていないが)類似企業は岐阜県に本社がある日本一ソフトウエア(3851)。ゲームコンテンツでは老舗の
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 12月 12
@gantky1 当社の評価が高いが、同社はフットワークが良く、海外法人あり。北米に展開し自社タイトルの直接販売のみならず、他社の国内コンテンツの販売もしている。当社も英語版、中国語版での展開に注力しだした。スマホ用ゲームを人材を中途採用(課金等、ゲーム機用とは勝手が違う)
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 12月 12
@gantky1 して開発したが、ファルコムにふさわしい水準のものが出来ずペンディング状態。
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 12月 12
ファルコムの思い入れの話をすると木屋さんの話から始めたいんだが、趣旨が異なるので財務から見てみますか。
いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。
現金の塊ですね。
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近年、収益が急速に良くなった理由の一つに知財管理に徹したことが挙げられるかと思います。
ファルコムはPCゲームではかなりの老舗なのですが、PCゲーム開発では大きく収益を稼ぐことが出来なかった状況が続いてました。その後、英雄伝説シリーズの外注化(たしか韓国だっけか?)あたりでコツを掴んだっぽく、PCゲーム以外の他のゲーム機にライセンス販売を強化したことで大きく収益を伸ばすキッカケになっています。
PCゲームで培ったビックタイトルである「イース」「英雄伝説」の派生が多く、新規タイトルを出さなかったことが結果として業績を伸ばしているのかもしれません。
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纏めると、今後もビックタイトルを目指さず、ビミョーな続編を作り続けるならキャッシュカウ銘柄として収益を積み重ねることは可能かと思います。
でもなあ。
ザナドゥの続編が東亰ザナドゥとは思いたくないし、ソーサリアンの続編がソーサリアンオンラインかというと、どう見ても別物でしょう。なんかこう、凄く寂しいんですよ。
一ゲームファンとしては、ツヴァイの続編とかソーサリアンの続編とかロードモナークのような変な発想のゲームがやりたいんですよ。どこにでもあるようなゲームをインスパイヤしたようなものより、チャレンジングに溢れた怪しいゲームをみてみたい、というのは贅沢な話なんでしょうかね。
9709 NCS&A
NCS&A [9709] 中堅のITベンダー。1961年創業と老舗。14年8月に可視化ソリューション等を得意とするアクセスと合併したこともあり、今回、初の決算説明会を実施。16/3期上期営業利益は不採算案件発生の為赤字だが、通期では4億円の黒字を見込む。請負3割、元請(プライム)
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 12月 10
@gantky1 7割の売上高構成比率だが、中堅、中小企業に的を絞って、更なる元請比率の上昇を狙う。また、大手自動車メーカーを手始めに可視化ソリューションのライセンス提供によるストックビジネス(現在の売上高構成比2割)の強化を図ると。同業の中堅と比べ、元請け比率が高く、可視化が
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 12月 10
@gantky1 得意との特徴とそれを生かした戦略が明確な点は好感が持てるが、投資するなら、戦略がうまくいくかもう少し経過を見てからが無難。類似企業は規模が違うがNSD(9759)と JBCC(9889)。収益が向上、安定化したら東1昇格を狙う。
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 12月 10
いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。
良くないですね。
長い間、株主資本を食いつぶしている状況が続いており、他社と比べるとキャッシュフローも安定していない状況のようです。2015年度に同業他社との合併があり、株主資本が増加していますが、既存株主としてはビミョーでしょう。投資有価証券の比率も上がっているようですが多分、中身は酷いでしょうね。
利益率からすると、人材派遣会社と変わらないのですが、ソフトウェア下請けのイベントで有りがちな不採算案件が多発するようですと、派遣より安定した収益が望めない分、不安要素が増えます。
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纏めると、今後、この手のソフトウェアベンダーの吸収・合併は増えてくるかと思われます。
この業界は、必要とされている割に慢性的に人材不足でして、これを補うためのM&Aが増えてくることが想定されます。人を雇うより会社ごと買った方が安いんです。合併後、速やかにホワイトカラーを排除し、事業には遠い技術者をレイオフしていければ収益性を上げることが出来るのですが、合併という形を取っているので、この企業には当てはまらないかもしれません。
1部上場を狙うのならQUOカードをオススメします =)。
長い間、株主資本を食いつぶしている状況が続いており、他社と比べるとキャッシュフローも安定していない状況のようです。2015年度に同業他社との合併があり、株主資本が増加していますが、既存株主としてはビミョーでしょう。投資有価証券の比率も上がっているようですが多分、中身は酷いでしょうね。
利益率からすると、人材派遣会社と変わらないのですが、ソフトウェア下請けのイベントで有りがちな不採算案件が多発するようですと、派遣より安定した収益が望めない分、不安要素が増えます。
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纏めると、今後、この手のソフトウェアベンダーの吸収・合併は増えてくるかと思われます。
この業界は、必要とされている割に慢性的に人材不足でして、これを補うためのM&Aが増えてくることが想定されます。人を雇うより会社ごと買った方が安いんです。合併後、速やかにホワイトカラーを排除し、事業には遠い技術者をレイオフしていければ収益性を上げることが出来るのですが、合併という形を取っているので、この企業には当てはまらないかもしれません。
1部上場を狙うのならQUOカードをオススメします =)。
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